時代と時代を繋ぐ
技術を生み出した、ダイヤモンド工業の開発技術とは
半世紀以上に渡る歴史を持つ当社の製品、その中でも昨今はポリイミドの焼結技術による製品セプラやポリイミド樹脂を混ぜ合わせた婚礼一体成型技術によるポリモンドシートなどの製品に非常に注目が集まっています。ポリイミドは繰り返し単位にイミド結合を含む高分子の総称で、科学的構造は古くから知られていたのですが、工業的に実用化されたのは1965年、アメリカのデュポン社によってリリースされたのが最初です。ポリイミドは極めて軽量で且つ過酷な環境に強いという物理的特性から当社の製造した製品が宇宙開発の部品に使われたりする等、当社の技術は時代を切り開く国単位でのプロジェクトの一貫を担ってもいます。
閃きから始まる数万時間の戦い
人がなにかに習熟して一流になる時間は1万時間必要、とニューヨークタイムズのベストセラーリストにも掲載されているマルコム・グラッドウェルが言ってるように、一流の工業製品を作るにも恐ろしい程の莫大な時間を要します。当社の技術開発も一流の技術開発者が更に時間を重ね、何度も失敗をしていく中でポリイミドの焼結による製品セプラや、ポリイミドの混練一体成型のポリモンドなどの製品を開発してきました。そして製品がリリースされた後も何度も商品の見直し、改善を行い、今では大手メーカーから当社の製品を選んでもらえるようにまで成長してきました。
何千回にも及ぶ検証と実証が新しい技術を生む
失敗から学ぶ、という事を当社では大切にしています。もちろんこれは失敗した製品をお客様に納品するのでは無く、新しい製品を作る事によって起きた失敗を調査分析、蓄積し、体系化する事で技術者全員がその見識を学習し、失敗を1つ1つ潰す事によってより良い製品開発に繋がるという事を当社の1つの技術・製品開発の方針としているからです。
失敗はその時の商品開発には役に立たない事見識が集まる事もありますが、その後に作られる製品開発に突然役に立つような事もあり、やはり失敗の先にこそ成功の鍵があると考えています。そしてどのようにして失敗を活かすかは、我々の様な製造業にとっては非常に重要なファクターを占めていると考えています。
新しい時代を目指して当社が目指す製品開発
様々な製品が流通する時代において、常に新しい価値を求め魅力ある製品の開発につとめるだけで無く、既存の製品の品質も落とす事無く、今まで以上のクオリティを提供し、思考を止める事なく、探究心を持つこと。もの作りは受け継がれてきた技術と先人の命が宿っています。その想いを大切にし、当社はそれらの技術と理念を集結し、お客様の要望に対応する事、一貫して自社開発にこだわり、高品質で、低コスト、柔軟な納期を目指しております。