新日産ダイヤモンド工業・コンプライアンス・マネジメント体制

新日産ダイヤモンド工業は、当社品質管理委員会が定めるコンプライアンス・リスク管理を尊重し、役員会・その他第一事業部、第二事業部がお互いの評価を監視をし、相互作用をさせ、一人ひとりの従業員がこれらを遵守・全うする事を大切にしています。また役員会を始め、第一事業部、第二事業部をメインに経営戦略を定め、その社会的責任を果たす為に各部門が一体となり目標をコミットする為に全力で取り組んでおります。

設計品質の向上

当社の開発・製造した製品の中には宇宙ロケットの部品を作る際の工具に使われる事があります。宇宙空間のような過酷な環境では一つの工程の手抜き作業だけで大きな事故・失敗・トラブルに繋がる事が容易に想像出来ます。しかしこれらの未然防止をしたくても多くのトラブルは想定の範囲外の状況から起こる事がほとんどです。当社では過去に起きた自社の情報だけで無く、同業他社の情報を収集し、トラブルが起きる際のパターン化・定量化し、日々情報の整理整頓を行うようにしております。

設計基準によっては製品は納品後だけで無く製造中でも事故・失敗・トラブルが発生すると後工程に大きな影響を発生させ、最終的に製品自体のコストが上がってしまうという、クライアントにとっては最悪の状況まで引き起こします。

当社では最初に上げたような品質の底上げの為の情報の収集・パターン化・定量化・そして日々のアップデートを技術開発部が主体となて行う事で、製品の品質を底上げする事により、品質の高い製品を一定の価格で常に供給する事が可能にしています。

生産管理へのこだわり

当社における製造管理は働く従業員にとって負荷をかけないものでありたいと考えています。従業員にとって負荷のある生産管理であれば、いずれそれは生産する製品になんらかの問題を発生させ、当社の製品自体にも負の影響が出てしまいます。生産管理とは会社と従業員のWin-Winの関係であると考えています。

当社品質管理委員会、その他の総務や営業部、各種部署と連携し生産計画を始め、工程を管理する際に、過去の生産データなど参照、解析し、従業員がベストなパフォーマンスを発揮出来るようにしています。

生産管理においては有名なトヨタ生産管理等を始めとする、様々な生産管理の手法を取り入れ、現状は当社にとって最もベストな形のもので行っていますが、これも数年単位で微調整・アップデートをする事でより良い製品をクライアントへ届ける事を実現しています。

 

サプライヤーとの信頼関係の構築に徹底し、納期の遵守を実現。

当社の様な工業製品を作る会社において、サプライヤーの存在は無くてはならないものです。当社はサプライヤー管理を徹底する為に、過去当社と取引をして頂いたサプライヤーのデータを管理し、反社(テロリスト等も含む)チェックはもちろんの事ですが、多くの鉱物を扱う製品の場合は世界各地で起こり得る紛争等の問題も非常に大きく影響していきます。また反社(テロリスト等も含む)チェックだけで無く、それらの関係からは一切の取引をしないように品質管理委員会のコンプライアンスの元、徹底して管理・実施おります。

また過去の取引での実績などをデータ化・評価し、生産状況に応じてサプライヤーの選択における取捨選択の思考時間の軽減を行っております。それ以外ではサプライヤーとの取引をより強固な物とし、一元管理で購入出来る物はそのようにする事で、コストの削減や、サプライヤーとの関係性をより深いものへと変化させてきました。

生産における余分な間接費を排除し、コストを削減するだけで無く、サプライヤーの情報やパフォーマンスを適切に判断し、納品スケジュールに対して完全なコミットを目指す事で、より高い企業価値を創造し、サプライヤーのビジネスにも力になれるようにと当社では常に考えています。

技術開発部・品質管理委員会が主体となり、各部門が相互に連携し、下記の徹底を行います

  1. データ分析による設計品質の向上をし、顧客満足度を高める
  2. 生産管理の徹底によるコストの削減
  3. 製品事故情報や・安全性などの問題がある時に経営層への即時報告の徹底
  4. 各種技術の漏洩の防止・機密情報などのセキュリティ体制の強化
  5. サプライヤーとの信頼構築による品質の向上とコスト削減
  6. 従業員が中心となる業務フローの制定・各種勉強会や講習会の定期実施

リスクマネジメントこそが、顧客満足度を高める鍵

上記で紹介した当社の取り組みの目的は、お客様に支持される事や信頼信頼関係を強く構築する為のものであり、その為に会社としての体制の構築・維持・向上は何よりも重要な事です。

従業員一人一人がこれら品質管理・生産管理等の当社のマインドを持ち、実践していくために定期的な社内での勉強会や講習会を行い、知識やマインドのアップデートを行い、お客様に安心していただける体制整備に積極的に取り組んでおります。

実効的なリスク軽減の対策・その対応策の実施は経営陣にとっての最重要課題であり、重点的に重点的に取り組みを行っております。

これらのアクションは常に経営層を巻き込んで全社的な対応とする事で、はじめて実行的なアクションが可能となります。

製造業におけるトラブルの背景の多くは一時しのぎの対応をする事によて生じた歪みのような物で、これらに対して必要以上に踏み込んだリスクマネジメントを行う事で、対応可能な問題として表面化すると考えています。

当社では過去のデータに常に真摯に向き合い、そして現状取り組んでいる事業に対して過去と照らし合わせ、一丸となって取り組む事で各種品質の向上をさせています。

製品一覧・その他製品に関するページは下記からもご覧頂けます

各種お問い合わせ・お見積りなどこちらから承ります。お気軽にご連絡下さい。